今日も日本の秋風を感じます
- 2020/10/31
- 21:07
少年時代の僕は、かなり普通とは違っていて、英語の世界のなかで育ってきたから、日本語よりも英語の方がずっと楽だった時期でもあり、はい今日から日本語による授業ですと、日本の学校であるから当然だが、いきなりそう言われても困ってしまいますね。学校も、近所の人も、子ども達の集まる駄菓子屋でも、どこへ行っても日本語だけの世界で、英語がまったく通じないという、なんとも不思議な国に来てしまったように感じた。日本の...
彼女が泣いた夜 4
- 2020/10/29
- 15:44

結局僕は、自分が関係をもった女性の清算も一人で出来ない、情けない男だった。僕にセフレが何人もいたことを知って、さぞ妻は幻滅したことだろう。高校時代の、まだ少年のあどけなさが残る自分の姿は、もう遥か彼方へ消えてしまっているように思えた。僕は・・、どうしてもその警察官である女性と決別することができなかった。セフレでもいいから傍にいたいと言う彼女。まさか、そんなことを承諾するわけにはいかなかった。そんな...
今日からまたGo to
- 2020/10/28
- 18:39

本当は9月でGo toは終わりにするつもりだった。ところが背後から追い風が吹き、またまた旅行をenjoy中・・。渋滞&満室がネックなので、今回は平日にGo to遊び過ぎだろうか。しかし、これだけ旅行してもタダというのは、世の中絶対におかしい。僕が社長だったら、こんなおかしいことはやらないけど、まあいいか。今日は風もなく穏やかな小春日和だった。お昼は妻が作ってくれたおにぎり。ときどき感じるバラの香りが、最高のスパイ...
コロナに感染して ⑤ 鬼畜米英
- 2020/10/27
- 15:07

取引先の周辺でコロナが発生した。今日会うはずの彼は、感染者ではないものの、濃厚接触者として自宅待機を余儀なくされている。そんな事態になる度に、ああ・・。と、瞬間的にまだ思うところがある。普段、記憶の彼方にあって、思い出すこともない、今では笑い話になっている自分の過去が蘇る。それは僕は少年の頃、イジメられていた。 という記憶だ。どちらかというと、覆い隠してしまいたいことであろうが、その反面、心の奥底...
星条旗、というもの
- 2020/10/26
- 12:48
そのとき、世界中の人がそうだったであろう家族も友達も近所の人々も、テレビに釘付けだった。1969年夏のある日、街中が歓喜の渦。大騒ぎになった。翌日の朝、学校へ行くと、いたるところに星条旗が掲げられ、教室では国家が流れた。こんなに嬉しいことは、日本が降伏して世界大戦が終わって以来だと耳にした。僕たちは、多分、誰ひとり意味はわからないであろう国家を歌った。そして、学校では アメリカ万歳!一色だった。世界一...
またまたGo to
- 2020/10/25
- 17:06

ほんの少し前に撮った、今の僕たちの姿思えばgo toも、さりげなく日常となった。今夜は温泉に入って星を眺めて過ごす。あす、ゆっくり帰れば渋滞もなく快適にドライブできるだろう。そして妻のおしゃぶりも。。さあ。宿に帰るとするか。...
南アフリカに乾杯したその後
- 2020/10/24
- 12:13

久しぶりのラブホライフだった。あらかじめ買っておいた南アフリカのシャルドネで乾杯「また1等当ててね」僕は冗談のつもりでそう言って、ルーレットのボタンを妻に渡して洗面所へ向かった。顔を洗っていると、妻が大声で叫んだ。最初は何を言っているのかわからなかった。今度はハズレだったんだろう。そんな風に思ってベッドルームに戻ると、当たっていた。(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ- また1等。これはヤバい。何というクジ運の強さなんだ...
フィンランドからの贈り物
- 2020/10/23
- 18:18

一度目にこの話がきたとき、その値段に驚き、到底手に入れることは出来ないとあきらめてしまったもの。しかし、一目惚れしてしまってからは、あの時決断しなかったことを後悔する日々だった。だから再びこの話が舞い込んできたときは躊躇しなかった。我が家にフィンランドから照明器具が届いた。これは20世紀初め、フィンランドの建築家が作った照明器具。一枚の真鍮から作られて、手が震えるほどに完璧な手触りだ。内部は白に塗装...
南アフリカに乾杯
- 2020/10/22
- 20:40

僕が10代の頃、同じクラスメイトに名前を思い出すことができないが、多分、マーシャと言ったかな。違っているかもしれないが・・。とても綺麗な女の子がいた。彼女はフランスからの移民の子。金髪で目が透き通るようなブルーの瞳をしていた。僕はどういう理由か、彼女と仲良くなり、家にもよく遊びに行っていた。ある日彼女の自宅で、はじめて拳銃というものを見せてもらった。そして庭で、彼女のお父さんは実弾を撃ってみせてくれ...